栗おこわの作り方(炊飯器)簡単レシピ・水加減・コツ | 蒸し器・圧力鍋
- カロリー:
- (1人分)485kcal
- 準備時間:
- 5分
- 調理時間:
- 20分(餅米をザルに上げる時間・炊飯時間は除く)
炊飯器で作る栗おこわ(レシピ)
栗おこわの簡単な作り方です。栗おこわを炊飯器で上手に炊くコツは、餅米を水に浸けないことと、白米より少なめの水加減で炊くこと。ふんわり炊けます。蒸し器の蒸しおこわや圧力鍋で炊くレシピ、栗の変色を防ぐ方法もご覧下さい。
材料(3人分)
炊飯器で作る栗おこわのレシピ
もち米‥‥2合
栗‥‥13個
酒‥‥大さじ1
みりん‥‥小さじ1
塩‥‥小さじ1/2
だし昆布‥‥7cm
ごま塩‥‥適量
蒸し器で蒸す栗おこわのレシピ
もち米‥‥3合
栗‥‥15個
【A】
酒‥‥110cc
塩‥‥小さじ2/3
圧力鍋で炊く栗おこわのレシピ
もち米‥‥3合
栗‥‥15個
塩‥‥小さじ1
レシピ(作り方)
炊飯器で作る栗おこわのレシピ

炊飯の30分前にもち米を洗ってザルに上げておく。炊飯器で炊く場合は、餅米は水に浸けないことが上手に炊くコツです。

沸騰したお湯に栗を入れ、再び沸騰してから2〜3分ゆでる。







炊飯器の釜に洗ったもち米、酒、みりん、塩を入れる。

水を足しておこわの目盛の線まで入れる。おこわの目盛が無い場合は、白米の2合の線より2ミリ下まで入れる。炊飯器で炊くおこわは、白米より少し少ない水加減にするのがコツです。


マロンのワンポイントアドバイス:先に調味料を入れた後で水を加えて下さい。



蒸し器で蒸す栗おこわのレシピ
【材料】 もち米…3合、 栗…15個、 【A】 酒…110cc、 塩…小さじ2/3
【作り方】
下ごしらえ
- 栗は熱湯で1分ゆでて皮をふやかし、皮と渋皮をむき、半分に切る。
- 水に30分浸けて灰汁を抜き、変色するのを防ぐ。
- もち米は前日に洗い、水に浸けておく。
- 蒸す30分前にザルに上げておく。
ポイント1:もち米に余分な水分が残っていると、炊き上がりが軟らかくなるので、水気を切っておきましょう。 - 餅米と栗を手で混ぜ合わす。
蒸す
- 蒸し器に水で濡らして絞った蒸し布(麻布が望ましい)を敷き、水気を切ったもち米をドーナツ状に入れて真ん中を空けるか、中心をくぼませ、蒸気の通りをよくする。蒸し布を包むようにかぶせる。
ポイント2:真ん中あけると、蒸気が上がってこれるので、むらなく炊けます。 - 蒸気の上がった鍋にのせ、ふたをして強火で20分蒸す。
打ち水
- 火を止めて蒸し布をつまんでもち米をボウルにあけ、【A】を回しかけ、栗がつぶれないように混ぜる。
注意!:この時の蒸し布は非常に熱いです。ゴム手袋をして火傷しないようにしましょう。 - 蒸し布を再び蒸し器に敷く。餅米を入れて真ん中をくぼませ、ふたをして強火で20分蒸す。
注意!:空焚きにならないように、鍋の水分量をチェックして下さい。
蒸し上がりの調整
- 味見してみてまだ芯が残って固いようなら、もう数分蒸す。
- 蒸し器から取り出して、飯台に広げて冷ます。
ポイント3:蒸し器の湯気をそのままにしておくと赤飯がやわらかくなるので、蒸し器から取り出しましょう。 - 器に盛り、ごま塩をふりかける。
圧力鍋で炊く栗おこわのレシピ
【材料】 もち米…3合、 栗…15個、 塩…小さじ1
【作り方】
- もち米は炊く30分前に洗い、ザルに上げて水を切る。
- 栗は渋皮をむいて、水にさらす。(アクを抜いて褐色変を防ぐ効果)
- 圧力鍋にもち米を入れ、栗を散らす。
- 水を米粒が顔を出さないギリギリ、ヒタヒタに入れる。
- おもりがふれたら弱火にして5分加圧する。低圧があれば8分位。
- 放置し、圧が抜けたら鍋のふたを開けてさっくり混ぜ、器に盛る。お好みでごま塩をふる。
※ 圧力鍋によって時間の調整をして下さい。
※ 水加減は、ヒタヒタもしくはもち米の9割程度です。
うるち米(白米)を混ぜると米が水分を吸って、ふっくら炊き上がります。また、みりんを少し加えると照りも出て、よりふっくらします。
ご飯が堅く炊き上がった場合は、少し水を振って、やわらかくなるまで電子レンジにかけます。
知って得する「栗おこわ」情報
栗を簡単にむく方法は?
nhkあさイチで放送された情報です。熱湯で1分間ゆでてからむくと、包丁が入りやすくなるそうです。 栗の平らな面の方が、実と皮の間に空気がたまりやすいため、包丁で切れ目を入れるだけでめくれやすくなるのだそうです。やってみましたが、確かに空気がたまって膨らむのでめくれやすかったです。
栗おこわを色鮮やかに炊く方法は?
nhkあさイチで放送された内容です。渋皮をむいた栗をポリ袋に入れ、砂糖をもみこみ、冷凍庫で半日ほど凍らせる。砂糖の量は栗の2割が目安。炊く時は、解凍せずそのまま炊く。やってみましたが、栗に甘味も出るので一石二鳥です。
甘栗を入れたい場合は?
生栗の代わりに市販の甘栗を入れて炊くこともできます。適量をもち米の上に散らして炊いて下さい。
甘露煮を入れたい場合は?
甘露煮はおこわが炊上がってから入れます。おこわが炊き上がったらシロップを切った栗の甘露煮を入れ、10〜15分蒸して下さい。
炊飯器におこわの目盛が無い場合は?
うるち米(白米)は米の1.2倍の水で炊きますが、もち米は1倍、つまり同量の水で炊きます。それを念頭に置いて水加減して下さい。もち米2合なら360cc、3合なら540ccという具合です。目分量でするなら、2合炊きなら白米の2合の線より2mmほど下まで、3合炊きレシピなら3合の線より4mmほど下の水加減にします。

このレシピの製作者
栗林マロン:日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ。料理研究家
食事から真の幸せを得るためには、健康を意識した食材と調理法と食事法を心がけることが大切ですね。このサイトでは、食べる喜びと健康的なダイエットのバランスが取れたレシピをご紹介しています。どうぞ、お役立てください!
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炊飯器で炊く栗おこわのよくある質問
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- おこわとは?
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堅い飯
強飯(こわいい・こわめし)に接頭語の御(お)をつけた言葉。強飯は、こわい(堅い)飯の意味です。もち米を蒸したご飯は、白米よりも堅いため、そのように呼ばれました。おこわ=赤飯とは言えない
昔はおこわといえば赤飯のことを指しましたが、最近では山菜おこわ、きのこおこわ、栗おこわ、中華おこわなど、小豆の代わりに色々な具を入れたおこわが食べられるようになりました。そのため、一概におこわ=赤飯とは言えなくなりました。狭義の意味では赤飯のことを指し、広義の意味においては赤飯もおこわに含まれるということのようです。 - 栗の色を良くする方法は?
-
水1リットルに小さじ1杯の焼きミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)を加え、渋皮をむいた栗を20分浸け、水を替えて栗を2〜3分ゆでる。焼きミョウバンは食品添加物なので、長い時間浸けないで、水を替えてゆでこぼしておきましょう。栗の渋皮をむくと、アクにより栗の色が茶色に変化しますが、焼きミョウバンは、栗のアクをとって褐色になるのを防ぎ、きれいな色にしてくれます。焼きミョウバンを使いたくない場合は、1時間くらい水にさらしておけば、アク抜きはできます。
変色を防ぐ効果ならミョウバンですが、栗の黄色い色を鮮やかにしたい場合は、クチナシの実でゆでた方が着色したようできれいです。くちなしの実を乾燥させたものが、スーパーで売っています。
- 炊飯器で炊くおこわの水加減は?
- おこわの目盛りがあればそれに合わせます。
- もち米と白米の水加減の違いは?
- もち米はうるち米(白米)に比べて水加減はやや少なめにして炊きます。餅米は白米よりも2割少ない水分量で炊くと、ちょうど良い水加減になります。
- 圧力鍋で炊く栗おこわの水加減は?
- おこわを圧力鍋で炊く場合は、ヒタヒタもしくはもち米の容量の9割を目安にしてみて下さい。ヒタヒタの水加減とは、米が水面から出るか出ないかぐらいの、ぎりぎり水に浸かっている状態のことです。
- もち米は30分水に浸けて吸水しないの?
- 餅米を蒸し器で蒸す場合は長時間の浸水が必要ですが、炊飯器で炊く場合は、浸水させない方が水っぽくなりません。
- ザルに上げただけでは芯が残りませんか?
- 炊飯器は、炊飯時間が40〜50分かかりますから、米に水を浸透させる水浸時間も含まれていると思われます。
- おこわが硬く炊き上がった場合は?
- 硬く炊き上がった場合は、水を少し振って(打ち水)から混ぜ、10分程度蒸らして下さい。電子レンジにかけてもいいです。
- それでもベチャっとする場合は?
- ベチャッとしてふっくら炊けない場合は、もち米と白米を3対1〜4対1の割合で炊いてみて下さい。2合レシピなら、もち米が1と1/2合、白米が1/2合です。米が余分な水分を吸ってふんわりします。
- 炊飯器によっては洗米後、すぐ炊飯するようにとあった
- 機能は炊飯器の機種ごとに異なります。その指示に従って下さい。
- おこわや赤飯の冷凍保存・解凍方法は?
-
1膳ずつ小分けしたら乾燥しないようにラップで包み冷凍保存します。
急速冷凍
できればまだ温かいうちに蒸気と一緒にラップに包みこめば、味の劣化を防ぎます。冷凍、解凍しやすいように1膳ずつ平たくして包み、冷凍庫の他の食品を傷めないように粗熱をとります。熱伝導率の高いアルミのトレイを敷いておくと、短時間で冷凍できるので、よりおいしくいただけます。解凍方法
解凍方法は、蒸し直すか電子レンジで温めます。凍ったままのおこわや赤飯を容器に入れ、少し水を振っておきます。蒸気が逃げれるように端を少し開けてから、加熱します。 - 栗を冷凍保存する方法は?
栗は冷凍保存できます。甘味が増します。
保存方法
- 栗を熱湯に20分つけて皮をふやかし、皮と渋皮をむく。
- しばらく水にさらしてアクを抜いて変色を防ぐ。
- ザルに上げて水気を切り、砂糖をこすりつけるようにまぶし、ジップロックに入れてできるだけ空気を抜いて冷凍する。
- 解凍しないで使えます。保存期間は2〜3ヶ月。
- 栗おこわのカロリーは?
- このレシピの栗おこわのカロリーは、1人分が485kcalです。
蒸し器で蒸す栗おこわのよくある質問
レシピに関連したよくある質問の答えです
- 蒸し器で蒸す場合のもち米の吸水時間は?
- 栗おこわを蒸し器で蒸す場合は、もち米は一晩水に浸けた方がいいそうです。急いでいる場合でも、6時間以上(できれば8時間)は水につける必要があるようです。
- 中心をドーナツ状に開ける理由は?
-
中心あけると、蒸気の通り道ができるので、早く均等に蒸し上がります。量が多い時は、中央をくぼませて下さい。
同じような理由ですが、蒸し器を持って壁などにぶつけないで下さい。衝撃を与えると米粒のすきまが詰まって、ふんわり炊くことができません。また、手で米を押さえ付けたりしないようにしましょう。蒸気の入り込む空気の層がつぶれてふんわり炊けません。
- どうして蒸し布をするの?
-
蒸し布は蒸し器の底に敷く麻製の布です。蒸し布を使うと、蒸し布ごと持ち上げて取り出せるので蒸し器に赤飯がこびりつかず、後片付けが楽です。あらかじめ水でよくぬらすのがポイントです。ぬらしておかないと米粒が蒸し布にこびりつきます。
また蒸し布で覆うと余分な蒸気が水滴となって落ちないので、水っぽくならず上手に蒸せます。蒸し布(楽天で購入)
- 蒸し器の火加減は?
- おこわは強火で蒸します。
- 栗おこわの塩加減は?
- 栗おこわは塩味が薄めな方が、栗の味がひきたっておいしいです。
- 打ち水とは?
- もち米を浸水させただけの水分で蒸すと、固く蒸しあがります。ふっくら蒸すためには、不足分の水を、蒸す途中で均一に補う必要があります。これを振り水(打ち水)といいます。
- 打ち水の回数は?
- 打ち水は硬さの好みに応じて1〜3回行います。固めが好きな人は1〜2回までとします。一度に多くの水をかけるのではなく、少しの量をまんべんなくかけます。塩味をつけたい場合は、水に適宜塩を加えます。手につけてパッパッと振ってもいいですし、しゃもじで水をうけながら、全体に水がかかるようにしてもよいでしょう。そのつど、しゃもじで天地を返すようにさっくりと混ぜる。赤飯の場合は小豆のゆで汁を使います。
- 打ち水をするタイミングは?
- レシピにもよりますが、目安は蒸して20分後に打ち水をします。米に透明感が出て生米がない状態になると、米の表面が乾燥してくるので、そのタイミングで打水をして水分を吸わます。
- 打ち水の目安となる量は?
-
打ち水の目安の参考になるのは、奥園壽子先生の、「もち米3カップだったら50〜100ccくらい水をかける」というアドバイスです。もち米1合につき約1割〜2割ですね。同じように山形市のHPでも、米の1割を目安にするとよいとありました。マロンのレシピは3合で100ccなので、1合につき2割強打ち水します。もちもち、サックリ、ホクッとした食感じです。熟練した方でも、打ち水加減は難しいそうです。数mlの少しの打ち水が出来栄えを左右するそうです。やわらかいおこわを好む場合は、少し多めに打ち水をします。まずは1合につき1割の打ち水から始めてみて、2回目以降は様子を見ながら控えめにしてみるとよいでしょう。米が水を吸ってやわらかくなっていく変化はすぐに起きるので、打ち水をした後かき混ぜると、「まだ硬いな」とか「あっ、やわらかくなりすぎた」ということが、見た目にもしゃもじの粘り具合からも分かります。逆にいえば、これくらいの固さで食べたいなと思ったところで止めればいいわけです。
一方、おうちに帰ろのサイトでは、強火で10分蒸した後、打ち水をたっぷりかけることを提案。打ち水の量で米のやわらかさが決まるので、米が冷める位に打ち水をするのがコツなんだそうです。同じような理由だと思いますが、きょうの料理でも米がサクサクなるぐらい湯をかけ流すというレシピもありました。各ご家庭でもち米の粘り具合や固さの好みの違いがあると思うので、色々とためしてみて下さい。
- 打ち水を振る代わりにボウルの中で混ぜるの?
- 打ち水の代わりに、一度鍋から取り出してボウルで混ぜて二度蒸しするのも打ち水の一つの方法です。蒸し上がりにむらが出ず、色も均一につきます。
- 打ち水に砂糖を入れる理由は?
- レシピによっては打ち水に塩とともに砂糖を加えますが、砂糖を加えるとふっくら蒸し上がり、赤飯が冷めても硬くなりにくい効果があります。餅米2合レシピで大さじ1杯位入れます。甘い味がつくほどではありません。
- 打ち水に酒を入れるのはなぜ?
- 酒を加えるとつや良く仕上がります。冷めても固くなりにくいです。栗おこわは、よく酒と塩で打ち水を作りますが、塩味もついておいしくなります。
- 赤飯の達人に打ち水や赤飯のコツを聞いてみた
- 私の料理の師匠の一人に、赤飯の達人がいます。彼女の作る赤飯や中華おこわは、店で売っているような、もちもちの中にもふっくら、さっくりした蒸し上がりです。ネバネバしたおこわは、嫌いなのだそうです。彼女にコツを尋ねると、打ち水は一回だけとのこと。しかも早めにするのだそうです。蒸し初めて5分後だといいます。5合レシピでお玉に2杯くらいをまんべんなく振りかけて終わりなのだそうです。蒸しすぎると粘りが出るので、終了5分前には鍋の前に立って離れず、硬さを指でつまんでチェックするそうです。「出来上がりをいつまでも鍋の上に置いておくと、その蒸気でやわらかくなるよ」というアドバイスももらいました。彼女のアドバイスは本当に役立ちました。粘りが好きな方もおられて好みの問題かもしれませんが、皆さんも是非、参考にしておいしい赤飯を作ってみて下さい。
- 蒸し器の下鍋の水量は?
- 蒸し器の下鍋の水量は6分目ぐらいまで入れます。たくさん入れ過ぎると蒸気が回り過ぎて水っぽいおこわになります。
- 蒸し器の空焚きに注意?
- 長時間蒸すので、蒸し器の鍋の湯の減り具合を時々見て下さい。くれぐれも空焚きしないで下さい。特に鍋が小さい場合は、水がなくならないようにご注意下さい。小さい蒸し器で強火で5分蒸したら、水がなくなっていて慌てたことがあります。減ってきたらお湯を継ぎ足します。水を足すと温度が下がり、うまく蒸せません。
- 蒸し器の蒸気で火傷をしないためには?
- 蒸し布は大変熱くなっているので、ボウルや飯台に移すときは、ゴム手袋などをして火傷にご注意下さい。蒸気が噴出する蒸気穴で手や顔を火傷しないようにしましょう。蒸し器のふたを外す時は、顔を近づけないようにしましょう。小さなお子様のいるご家庭では、ひっくり返して火傷などしないようくれぐれもご注意ください。
- 蒸し上がりが水っぽくなった原因は?
-
- 蒸す30分前に、ザルにあけて水切りをしておかないと、水分が多すぎて水っぽくなります。水切りが不十分だと、蒸し器の中の温度がなかなか上がらないので、その間に水を吸って水っぽくなります。
- 蒸気が出ないうちに蒸し始めると、中の温度が上がる間に米粒に余分な水分がついて水っぽくなります。
- 打ち水が多いとべちゃつきやすくなります。
- 蒸し上がってから蓋をしたままにしておいても、蒸し器の蒸気で赤飯がべちゃつきます。湯気がこもらないように、平たい容器に広げましょう。
- 鍋の湯が多すぎてもご飯がべたつきます。下鍋の湯量は6割を目安に。空焚きに注意。
- 蒸し時間が長すぎてもべたつきます。レシピの時間よりも早めに味見をしてみるとよいでしょう。
- たくさんの量を蒸す時の注意点は?
- 栗や小豆は餅米の上にパラパラと置かないで、最初から餅米と混ぜてから蒸しましょう。蒸し上がった後でかき混ぜると栗や小豆が割れやすくなるからです。蒸し布の四隅を持って飯台に広げるだけでほどよく混ざり合います。
- なぜ餅米は蒸すの?
-
吸水力が大きい
うるち米(白米)のでん粉はアミロ−ス約20%、約アミロペクチン80%ですが、餅米のでんぷんはアミロペクチン100%です。アミロペクチンは、ほうき状の構造をしているため、水分を含んで膨張しやすい性質があります。そのため、水浸中のうるち米の吸水率20〜25%に比べ、もち米の吸水率は30〜35%と非常に高く、炊飯器の中で時間を置くと、炊き水がなくなってしまいます。米粒が水面から出るということです。焦げたり固いご飯に炊きあがります。かといって白米と同じ水分量を入れると(水を多め)、ベチャベチャした水っぽいご飯になります。そこで蒸す方法がとられています。粘りが強い
さらにアミロペクチンは糊化(水と加熱ででんぷんが糊状になること)の速度が速いという特徴があります。もち米を普通に炊くと糊化した糊が炊飯器の中にまわり、全体の米の糊化を邪魔してしまいます。そのため、炊くより熱の通りが良い蒸気を利用する蒸す方法がとられます。 - 白米はなぜ煮る(炊飯する)の?
- でんぷんが糊化(水と熱湯が加えられて糊状になること)するには、その重量の30%の水と熱が必要です。もち米の方は30%の吸水の条件はクリアしているので、理論的には蒸すだけで炊けます。ただやはり食感的に固いので、少し打ち水をして食べやすくします。白米の吸水率は20%なので、水が足りません。そこで、炊く前にあらかじめ米を水に浸して吸水させ、加熱中にも水分をどんどんと送り込んでやる必要があります。それで、炊飯器で米を沸騰、対流(炊飯する)わけです。
- 蒸し器の仕組みは?
- 下部に水を入れて沸かすと、発生した蒸気がすのこの穴から上昇し、対流して上段にある食材にふれて加熱します。
- 蒸し器の原理をもっと詳しく知りたい!
-
上下の対流で蒸し上げる
水槽(下鍋)に水を入れて沸かすと、そこから沸騰した蒸気が上がってきます。穴を通ってせいろ部分に入り、蓋にあたって対流して上下で蒸し上げるというのが蒸し器の原理です。湯気の対流があるので上下の温度が安定していて、まんべんなく均一に蒸し上がります。餅米を蒸す時に、真ん中を空けておくとよいというのは、対流をよくするためです。蒸気が一気に上がるので、水っぽくなくふっくらと上手に蒸し上がります。
- 短時間で早く蒸す栗おこわのレシピを知りたい!
-
nhkあさイチで紹介された栗おこわのレシピは、蒸し器でも短時間で作ることができます。
材料(3人分)
もち米…2合
くり…200グラム(皮付き)
酒…大さじ1
塩…小さじ1/2
砂糖…くりの量に対し2割
作り方
- 栗は熱湯で1分間ゆでて皮をむく。
- 皮をむいたくりをポリ袋に入れ、栗の重さの2割の砂糖をもんでまぶしつけ、冷凍庫で半日ほど凍らせる。
- もち米を50度の湯に30分ほど浸す。
- もち米を水切りし、鍋に入れて火にかけ、1カップの水を加え、水分がとぶまで混ぜる。
※こうすると、早く蒸し上がります。 - 蒸し器にもち米と、冷凍したくり、酒、塩を入れ20分蒸す。
※冷凍したくりは、米の中に混ぜず、上にのせて蒸してください。
※砂糖の分量が気になる方は、袋にたまった汁は入れないでください。









