風邪・コロナ・インフルエンザ感染予防 | 対策・免疫力を高める食事
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風邪・コロナ・インフルエンザ予防&免疫対策レシピ
風邪・新型コロナ・インフルエンザの感染予防をしましょう。対策には免疫力を高めることが有効。特にたんぱく質、ビタミンA、C、E、Dは、免疫力を強化します。消化に良い食事や体を温める料理、免疫力強化レシピで風邪を予防しましょう。
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免疫力を強化する
免疫力を高める食べ物
たんぱく質
たんぱく質は免疫細胞の材料となったり、体を温める作用が高く、免疫力を高めてくれます。動物性たんぱく質と植物性タンパク質を、バランスよく食べましょう。脂肪分の多い動物性たんぱく質ばかり食べていると、免疫力は落ちてしまいます。
たんぱく質を多く含む食材:魚、肉、卵、大豆、大豆製品、乳製品
ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜、血管の壁など、外部に接する細胞(上皮細胞)が作られる時に欠かせません。上皮細胞は、ウィルスが体に侵入するのを壁となって防ぐ、重要な働きをします。ビタミンAが不足すると、気管支の粘膜が薄くなって風邪にかかりやすくなります。
ビタミンAを多く含む食材:レバー、うなぎ、アナゴ、ギンダラ、卵、バター、乳製品、人参、ほうれん草、春菊、かぼちゃ
ビタミンC
ビタミンCは、白血球の働きを高めて、免疫機能をアップ。風邪にかかりにくしたり、ウイルスを撃退して回復を早めます。
ビタミンCを多く含む食材:いちご、みかん、レモン、キウイ、ピーマン、れんこん、ブロッコリー、芽キャベツ、赤ピーマン、サツマイモ、ローズヒップ、ゴーヤー
ビタミンD
ビタミンDには免疫を調整する働きがあり、ビタミンD値が低いと、COVID-19の感染リスクや重症化を高めると言われています。日光浴でも体内で合成されますが、魚やきのこ類からも摂取できます。
ビタミンDを多く含む食材:きくらげ、まいたけ、鮭、いわし、かつお、ぶり、アンコウの肝、サバ缶、卵黄
ビタミンB群
ビタミンB群が不足すると感染症にかかりやすくな ります。疲労回復に即効性があるとして、風邪をひいた時や、多くのスポーツ選手が利用者しているニンニク注射の主成分は、ビタミンB1、B6、B12なのです。
ビタミンB1・B2:ビタミンB1やB2は、エネルギー代謝を高めて免疫力を活性化します。ビタミンB1は熱を作ることから、冷え症の改善にも欠かせません。
ビタミンB1を多く含む食材:豚肉、レバー、ウナギ、サケ、カツオ、ブリ、タラコ、卵黄、玄米、胚芽米、大豆、枝豆、ぬか漬け
ビタミンB2を多く含む食材:レバー、ウナギ、サバ、サンマ、イワシ、ブリ等の青魚、卵、牛乳、チーズ、ヨーグルト、小松菜、玄米、しじみ、納豆
ビタミンB6:ビタミンB6は、免疫反応を正常に保つ働きがあります。免疫グロブリンと呼ばれる、抗体の元であるタンパク質の生成を促進するからです。
ビタミンB6を多く含む食材:バナナ、マグロ、カツオ、サンマ、鮭、イワシ、蟹、レバー、牛乳、卵、サツマイモ、ナッツ類
ビタミンE:ビタミンEは、手足の血行を良くしたり、強い抗酸化作用により、免疫細胞が活性酸素によって損傷を受けるのを防ぎます。
ビタミンEを多く含む食材:植物油、ウナギ、サンマ、イワシ、数の子、明太子、イカ、イクラ、カボチャ、アーモンド、ピーナッツ、アボカド、抹茶、ホウレンソウ、ブロッコリー、大豆
パントテン酸:ビタミンB5とも呼ばれるパントテン酸は、ビタミンB6や葉酸などと協力して、免疫力を高める為のたんぱく質の生成を助けます。免疫力が強くなり、風邪にかかりにくくなります。
パントテン酸を多く含む食材:レバー、心臓、腎臓、納豆、卵黄、いくら、たらこ、落花生、鮭、イワシ、うなぎ、鶏ささ身、アボカド、ローヤルゼリー
亜鉛
亜鉛は免疫の主役となるT細胞やNK細胞の働きに関係しているため、不足すると免疫機能が低下して、風邪をひきやすくなります。
亜鉛を多く含む食材:牡蠣、豚レバー、ほたて、かに、うなぎ、牛もも肉、玄米、しじみ、あさり、海苔、胡麻、海藻類、ナッツ、えんどう豆、そら豆
アリシン
ニンニク、ニラ、ネギなどに含まれる臭い成分のアリシンは、強い抗菌作用と抗ウイルス作用があり、風邪予防に効果的です。アリシンは、NK細胞の働きを高めて、免疫力を向上させます。アリシンには、体を温めたり、発汗作用もあるので、風邪の発熱のときにも有効です。アリシンはビタミンB1の働きを活性するため、風邪で弱った体の疲労回復を促す効果もあります。
アリシンを多く含む食材:ニンニク、にら、ねぎ、玉ねぎ、らっきょう
きのこのβ-グルカン
シイタケ、エリンギ、マイタケなどのきのこ類は、免疫力を高める働きがあります。キノコ類に含まれるβ-グルカンは、不溶性食物繊維の一つで、免疫体に伝達する役割のサイトカインの働きを正常化し、免疫機能を正常に働かせる効果があります。
免疫力を強化するおすすめの食材は?
碁石茶
碁石茶の豊富な乳酸菌が腸内環境を整えて便秘を改善、免疫力を向上させる。碁石茶は、インフルエンザウイルスが粘膜から細胞に侵入するのを防ぎ、細胞内に入ったウイルスの増殖を防いで、インフルエンザウイルスの感染をダブルでブロックするといわれます。詳しくは碁石茶はインフルエンザ予防にいいの?
バナナの免疫力増強作用
バナナは白血球の免疫活性力を測る指標の一つTNF(異物を攻撃する物質)の産出量を増やす効能がある。その力は抗がん剤のインターフェロンにも匹敵すると言われています。バナナの免疫力増強作用は身近な食品中第1位。熟したバナナほど白血球の活性を高める。バナナは果物の中でも酵素が多い。詳しくは、バナナの栄養・健康・ダイエット効果は?
めかぶのフコイダン
めかぶのぬるぬるとした食物繊維フコイダンが、インフルエンザに対して有効であるといわれています。体内に入ったフコイダンを異物と判断し、リンパ球がフコイダンを攻撃して活性化。NK細胞も元気にパトロールするようになり、免疫力が向上します。納豆に混ぜて食べるとおいしいです。詳しくは、フコイダンの驚くべき抗がん作用とは?
めかぶ納豆:ビタミンB1やB2は、エネルギー代謝を高めて免疫力を活性化します。ビタミンB1は熱を作ることから、冷え症の改善にも欠かせません。
ビタミンB1を多く含む食材:豚肉、レバー、ウナギ、サケ、カツオ、ブリ、タラコ、卵黄、玄米、胚芽米、大豆、枝豆、ぬか漬け
高麗ニンジン
高麗人参(朝鮮人参)は、サポニン配糖体のジンセノサイドやビタミン、ミネラルを含む。滋養強壮作用があり、抗ストレスや疲労回復、ホルモン活性化、免疫強化に。また、血液の循環を促進して新陳代謝を高める働きがあります。サポニンが、細胞の中の免疫タンパクを作り出すリポソームを活性化します。末梢血管を拡張し血行をよくするので、体がぽかぽかと温まります。ただし、血圧を上昇させる働きがあるため、低血圧で虚弱な人にはいいですが、高血圧の方は控えましょう。詳しく、高麗人参とは?
酵素
酵素はタンパク質の一種で、消化、吸収、免疫力、活性酸素の除去など、生体内で起こる化学反応を触媒する物質です。酵素が順調に働くと、体内の様々な反応がスムーズになり、新陳代謝が活性化されます。逆に酵素が不足すると、あらゆる病気の原因になります。酵素は生野菜や果物、刺身、漬物、味噌、納豆、ヨーグルト、ハチミツ、フレッシュジュースなどに多く含まれています。つい、体が冷えることを心配して、加熱調理したくなりますが、酵素は加熱すると失われます。詳しくは、酵素とは?
酵素の多い果物:バナナ、キウイ、パイナップル、パパイヤ、いちじく
酵素の多い野菜:きゅうり、たまねぎ、大根、トマト
ニンジンとりんごジュース
風邪をひいたら、ニンジンとりんごジュースを飲むとよいといわれますが、ビタミンとミネラルが豊富なにんじんリンゴジュースは、毎日飲めば免疫力が向上して、風邪に対する抵抗力がつきます。ジュースといっても、人参もりんごも体を温める食物なので、体を冷やしません。ニンジンは免疫力を活性するβ-カロテンが豊富。りんごのリンゴ酸には消炎効果と疲労回復効果があります。ペクチンは善玉菌を増やす整腸作用があります。
作り方
- 人参とりんごをよく洗う。皮と身の間に栄養が多いので、皮はむかない。
- ジューサーの口に入る程度の大きさに切る。りんごは芯も種も入れる。
- ジューサーにかける。にんじんを先に絞るのがジュースをたっぷり絞るコツです。りんごを先に絞るとつまってニンジンが十分絞れなくなります。
レモンの絞り汁を加えれば、ビタミンCが白血球の働きを高めて免疫力を上げるので、いっそう効果的。人参のアスコルビナーゼという、ビタミンCを破壊する酵素の働きも抑制します。
ヨーグルト
ヨーグルトの乳酸菌は、ビフィズス菌などの善玉菌の増殖を助け、悪玉菌の増加を抑えて腸内環境を整えます。腸内は免疫システムをコントロールする大切な場所です。腸内環境が整うと、侵入してきたウイルスと戦うNK細胞が活性化し、免疫力が強化されます。
風邪のひき始めの注意点
風邪のひき始めには体を温める食べ物
ゾクッとして寒気がするなど、風邪のひき始めは、体を温めたり発汗作用のある食べ物を食べて十分な睡眠をとりましょう。水分補給も心掛けましょう。にら、生姜、ねぎ、にんにくを使った料理がおすすめ。
ねぎたっぷりうどん
ねぎをたっぷり入れたうどんを食べましょう。消化がよくて体が温まり、風邪のときでも食欲が出ます。
材料(1人分)
うどん玉…1玉
卵…1個
青ネギ(小口切り)…適量
【つゆ】
水‥‥300ml
めんつゆ (2倍濃縮)‥‥100ml
レシピ
- 温泉卵を作る。

- うどんをゆがく。

- お湯を切り、器に盛る。

- 鍋につゆの材料を入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら火から下ろす。

- 熱々のつゆをかける。

- 温泉卵をのせる。

- 刻みねぎをたっぷりのせる。

マロンのワンポイントアドバイス:お好みでおろし生姜をのせると、さらに体が温まります。
風邪のひき始めには体を温める飲み物
風邪をひいたかな?と思ったら、身体を温かくしてゆっくり休みましょう。そして温かい飲み物で水分を補給しましょう。脱水症状がみられるときは、経口補水液を摂取しましょう。
はちみつレモン
はちみつには抗菌作用があり、せきやのどに効きます。レモンからは、ビタミンCが摂れます。やばいと思った時は、ビタミンCを多く摂取することで早く治すことができます。一日に何回も分けて多量に摂ります。血行を良くして体を温める食事をしましょう。水分もしっかり摂ります。
卵酒
卵は滋養があり、免疫物質を作る材料となるたんぱく質が豊富。アルコールをとばした日本酒でぽかぽかと温まります。
注意したい食べ物
揚げもの
揚げものは体内の活性酸素を増やしてしまうので、ほどほどに。また、脂っぽい食事は胃腸に負担をかけてしまいます。
唐辛子
唐辛子など辛い料理も粘膜を傷めるので、風邪のひき始めは避けましょう。
冷たい飲み物
冷たい飲み物は体を冷やし、粘膜の血行を悪くして抵抗力を下げます。
コーヒー、緑茶は体を冷やす
コーヒーや緑茶も体を冷やします。体を温める紅茶や杜仲茶を飲みましょう。
予防のポイント
外出・帰宅
手洗い
ウイルスは空気中にただよっているだけでなく、いたるところに付着しています。知らないうちに触れてしまい、その手で目、鼻、口を触ることにより感染します。薬用石鹸が殺菌効果が高い。30秒位念入りに手洗いしましょう。
お茶でうがい
緑茶や紅茶のカテキンには、抗ウイルス作用があります。出がらしでも効果はある。カテキンは番茶にも多く含まれています。ないときは、水や白湯でも十分。何でうがいをするかより、こまめにうがいをすることが大事。
部屋の空気の入れ換え
時々窓を開けて空気を入れ換えましょう。室内のウイルスを外に追い出したり、乾燥した部屋の湿度を上げることができます。
寝るとき
室内に洗濯物を干す
加湿器を使って、湿度を50〜60%以上に保つとウイルスの生存率が大幅に下がります。ぬれたタオルや洗濯物を干して湿らせてもよい。
マスクをする
マスクをして自分の呼吸で湿度を保ち、のどや鼻の粘膜を、冷気や乾燥から守ることができる。
睡眠を十分にとる
ウイルスへの抗体を作るリンパ球の活動は、寝ている間に促進されます。十分な休養と睡眠をとりましょう。
薬・その他の情報
漢方薬
風邪のひきはじめに漢方薬
漢方薬は、風邪のひきはじめがおすすめです。体を温めて発汗させて風邪を治す効果があります。有名な葛根湯でも、熱が上がってきてから飲んだのでは、逆効果です。
葛根湯(かっこんとう):体力のある人で、ゾクゾクと寒気がするなど、風邪のひき始めに効果大。発汗作用によって熱を下げるので、寒さからくるタイプの風邪に向いています。風邪からくる頭痛、筋肉痛にも使われます。楽天でのご購入は→葛根湯
麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう):冷え症で体力のない人の、疲労感とゾクゾクする寒気がある風邪の初期に用いられます。低血圧で頭痛があり、めまいがする時にも効果があります。花粉症にも用いられます。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう):体力は中くらいの人で、水っぽい鼻水に効く漢方薬。アレルギー性鼻炎や花粉症にも使われます。葛根湯と同じく、発汗作用が大きな特徴です。
桂枝湯(けいしとう):自然に汗が出るような、体力のあまりない人の風邪のひき始めに効きます。頭痛や発熱、ゾクゾクと寒気がし、汗が自然ににじみ出るなどの症状の人に使われます。
麦門冬湯(ばくもんどうとう):ひどいせき込みを鎮める漢方薬。たんの切れにくいせきや、気管支炎にも用いられます。
麻黄湯(まおうとう)はタミフル並み?
2009年5月8日の読売新聞は、インフルエンザに漢方薬の麻黄湯(まおうとう)が、タミフル並みの効果があるという、福岡大病院の研究報告を載せました。新型インフルエンザへの効果は未確認ですが、異常行動などへの懸念から、現在タミフルの10代への使用は、原則禁止されています。漢方薬という選択肢の存在は大きいと関係者は話しておられます。注意:漢方薬も体質が合わないと、副作用があります。麻黄(まおう)は、交感神経を興奮させる作用があります。血管収縮させ、心臓の働きを活発にするため、高血圧や狭心症、心筋梗塞の既往のある人が服用すれば、再発作を誘発しかねないといいます。葛根湯、麻黄附子細辛湯、桂枝湯にも入っています。
漢方製剤「麻黄湯」タミフル並み効果、新型には未確認(2009年5月8日の読売新聞より):新型インフルインフルエンザの治療に漢方製剤の「麻黄湯(まおうとう)」を使うと、抗ウイルス薬のタミフルと同じ程度の症状軽減効果があるという研究結果を、福岡大病院の鍋島茂樹・総合診療部長らが明らかにした。新型インフルエンザへの効果は未確認だが、タミフルの効かない耐性ウイルスも増える中、注目を集めそうだ。日本感染症学会で4月に発表された鍋島部長らの研究は、昨年1月〜4月に同病院を受診し、A型インフルエンザウイルスを検出した18〜66歳の男女20人の同意を得て実施。うち8人はタミフル、12人は麻黄湯エキスを5日間処方した。ともに発症48時間以内に服用し、高熱が続く時は解熱剤を飲んでもらった。服用開始から平熱に戻るまでの平均時間は、タミフルが20・0時間、麻黄湯が21・4時間でほとんど差がなかった。解熱剤の平均服用回数はタミフルの2・4回に比べ、麻黄湯は0・6回と少なくて済んだ。 麻黄湯のインフルエンザへの効能は以前から承認されており、健康保険で使える。鍋島部長は「正確な効果の比較には大規模で厳密な研究が必要だが、タミフルは異常行動などへの懸念から10歳代への使用が原則中止されていることもあり、漢方薬という選択肢の存在は大きい」と話している。
ためしてガッテンのインフルエンザ情報
インフルエンザの感染を防ぐ、最新予防法(平成18年2月1日放送)
高熱が出るとは限らない
インフルエンザの怖さはその強い感染力。もし感染していたら、すぐに適切な処置を受け、ほかの人にうつさないことが大切。では、一般的に自分がインフルエンザに感染していることをどのように判断しているのだろう。街頭アンケートの結果、38℃以上の高熱でインフルエンザを疑うという回答が約9割を占めていた。ところが診断キットの普及で、インフルエンザに感染していても高熱が出ないケースのあることが分かってきている。通常、ウイルスに感染すると人間の体は熱を出して対抗するが、体質や免疫力の違いで反応には違いがあるらしい。とくに、高齢者では感染しても高熱が出ないことが多く、その結果、感染の拡大や二次感染による合併症が起きる。
日本臨床内科医会の調べによると、38度を超える高熱が出なかったにもかかわらずインフルエンザだと診断された人は、成人では2割、高齢者では5割近くにものぼるというのです。
ただの風邪と思ってもまず受診
高熱が出なくても、インフルエンザが流行している時期であれば、ただの風邪と思わずに、まず医療機関での受診をおすすめする。
インフルエンザはなぜ怖い?
インフルエンザウイルスは、体内に入ると、鍵(突起)を使って細胞に侵入し、細胞内で増殖を開始する。増殖したウイルスは細胞の外へ出ようとするが、そのままでは細胞の表面にある蔓(つる)のようなものが絡んで、細胞からなかなか出られない。そこで、ウイルスは、第二の突起をはさみにしてそれを断ちきり、次の細胞へ移動しながら増殖を繰り返していく。
そして、この増殖を阻止するため、体は高熱を発したり、さまざまな物質をつくり出す。その物質が関節痛など、インフルエンザにかかったときのつらい症状を引き起こすのである。ただ、乳児や小児、免疫機能が低下している高齢者が感染した場合、こうした体の対抗手段が弱いことから、ウイルスの増殖を阻止できないと考えられている。
インフルエンザの増殖:ウイルスは2種類の突起を持っていて、それぞれが鍵とはさみの役割をする。ウイルスは鍵を使って細胞の中に侵入。細胞内で増殖したウイルスは、はさみを使って細胞の外へ出る。細胞は壊れてしまう。驚異の増殖速度で体にダメージを与える。
治療薬タミフルの働きとは?
発症後48時間以内に服用すれば、1〜2日後には発熱がおさまる治療薬がノイラミニダーゼ阻害薬で、タミフルがよく知られている。ウイルスのはさみをブロックし、細胞の外に飛び出すのを防ぐ働きがある。そのため、ウイルスの増殖を防ぎ、熱も下がるが、ウイルスは死滅していないことに注意。熱が下がったからと油断すると、ほかの人にウイルスを感染することになる。タミフルは、ハサミの刃をブロックする薬であって、ウイルスそのものを殺すものではありません。
また副作用など、飲み方にはさまざまな注意が必要で、医師の処方通りに服用することが大切だ。たとえ家族でも自分に処方された薬を残して飲ませるようなことは絶対にしてはいけない。
タミフル・リレンザと異常行動との関係:薬の服用と異常行動の関連については、まだ明確になっていませんが、薬を飲む・飲まないにかかわらず、インフルエンザにかかると、一部の人には幻覚などの症状が現れます。薬を飲んでいなくても、発症から48時間くらいは注意深く観察が必要です!
※厚生労働省では、現在タミフルの10代への使用を原則禁止しています。
解熱後のインフルエンザ残存率:1日後81%、2日後43%、3日後13%。(国際インフルエンザ制御会議 置津伸夫ほか)
インフルエンザの感染ルートは?
インフルエンザは、感染者のせきやくしゃみから感染すると考えられている。一般的にはせきやくしゃみをしたときに飛ぶ飛沫から直接うつると考えられ、それを防ぐためにマスクなどが使われている。ところが、その飛沫はすぐに水分が蒸発して、直径が10分の1に縮小して飛沫核となり、長い時間空気中に漂っている。しかも、その中には大量のウイルスがいた場合、くしゃみをしてから九時間たっても、まだ空気中で浮遊しているものがあることが分かったのである。
つまり、感染を防ぐためには、感染者のくしゃみやせきを直接受けないようにするだけでは不十分。感染者が使った部屋を定期的に換気するのも大切。また、感染者は、マスクを着用して、飛沫を飛ばさないように心がけたい。
1回のくしゃみで、空気中に放出される飛沫核の数は?:60万個。インフルエンザにかかっている人のくしゃみの飛沫核にはウイルスが入っている可能性大。
空気中に浮遊しているウイルスの生存個数:実験の結果、直後600万個。3時間後12万個。9時間後5000個のウイルスが生きていることが明らかになった。(国立病院機構仙台医療センター)
発症率九割減!新予防法
歯磨きと口腔ケアで発症率が九割減!:うがいや手洗いといった従来の予防法に加えて、発症率を十分の一に抑えた方法がある。その予防法は、歯磨き、舌磨き、歯垢の除去などの口腔ケアという意外なもの。
口の中をきれいにしておくと何故インフルエンザにかかりにくくなるのか?:鼻からのどにかけての粘膜はタンパク質の膜で覆われているため、ウイルスはなかなかくっつくことができません。ところが口の中の細菌が出す「プロテアーゼ」という酵素が膜を破壊することで、ウイルスがくっつき、細胞内に侵入できるようになると考えられるのです。プロテアートは、気道の上皮細胞や口腔内の細胞がつくっている。そこで口腔ケアで細菌を減らしたところ、だ液に含まれているプロテアートが減り、その結果としてインフルエンザの発症を予防できたのではと考えられている。
口の中の細菌を減らす口腔ケアのやり方
- 基本は、普通の歯磨きを丁寧にやるという感覚で。
- ペンを握るように軽く歯ブラシを持ち、歯ブラシの面を歯の表面に垂直に当てる。
- とくに歯と歯のすき間、歯と歯肉の境目に住み着く細菌を掻き出すイメージで、力を入れすぎず、小刻みに歯ブラシを動かして磨く。(歯間ブラシを使うのも効果的)
- 舌の上にも非常に多くの細菌が付着しているので、歯ブラシを舌の表面に優しく当てがい、奥から手前に向かって力を入れずに動かして、舌の表面を磨く。(痛い場合は、歯ブラシをガーゼでくるむか、市販の舌ブラシを使うのもよい)
- 最後にうがい液などで頬の内側など、口の中全体をしっかりうがいして、細菌を洗い流す。
自宅で感染拡大を防ぐ対策のポイント
- 基本的には患者さんを隔離し、健康な人との無用な接触を避ける。
- 患者さんがいる部屋の定期的な換気を心がける。
- 看病役をワクチン接種した人など1人だけに限定し、看病する人もマスク・手洗いを徹底する。
- 熱が下がってもウイルスはまだ体内にいるため、感染拡大を防ぐためには、投与されたタミフルやリレンザは、熱が下がっても飲みきる。
ウイルス感染は防御機能を破壊する!
電子顕微鏡で鼻からのどにかけての粘膜を見ると、「線毛(せんもう)」という細かい毛がたくさん生えています。これが素早く動くことで、ウイルスや細菌などの異物を運び出し、感染を防いでいるのです。しかし、インフルエンザに感染すると、その線毛が破壊され、はがれ落ちてしまいます。すると、さまざまな病原菌が感染しやすくなってしまうのです。インフルエンザが重症化して亡くなる方は、インフルエンザそのもので亡くなるというよりも、同時に細菌性の肺炎などに感染して亡くなる方が大多数です。
ウイルス感染によって破壊された線毛が回復するには時間がかかるため、インフルエンザが治っても、しばらくは感染症への注意が必要です。とくに高齢者の場合は、肺炎を予防するワクチン(肺炎球菌ワクチン)もあるので、事前に接種しておくのもひとつの方法と言えます。
肺炎球菌ワクチンについて:肺炎球菌ワクチンとは、重症化しやすい肺炎の原因となる「肺炎球菌」の感染に備えるものです。1回接種すると5年以上免疫効果が持続するとされていますが、安全性のため、日本では一生に一度しか接種が認められていません。また、数に限りがあるため、接種を希望される方はお近くの医療機関に接種が可能かどうかご相談下さい。



実践してみた感想:コロナが5類に移行してしばらくたちますが、いまだ感染される方も多く、友人の中には、味覚障害になったり、頭痛が止まなかったり、体のだるさを訴える人もいます。まだコロナ禍は終わっていないのかなと思います。新型インフルエンザが流行した時に、情報をアップしたのですが、基本的な予防策は新型コロナと全く一緒だったので、びっくりしました。手洗い、うがい、マスク、部屋の換気などは当時から叫ばれていたんですね。新型コロナにはまだ罹ったことはないのですが、手洗い、うがいは習慣になりました。
自衛策は何と言っても栄養バランスの良い食事で免疫力をアップすることですね。特別なことというのではなく、毎日お漬物や納豆、ケフィアなどの発酵食品を食べて、腸活しています。ビタミン、ミネラル、たんぱく質などをバランスよく摂ることが大切ですね。睡眠不足とストレスで免疫力が落ちるといいますから、よく寝てストレスを溜めないようにもしています。何といっても友達とのおしゃべりは一番のストレス解消法です( ^^) _U~~お互いマスクも話もよくずれるのですが、マスクをはずしてもこれは外せません!
NHKライフチャットでは入浴で体を温めることが勧められていました。ぬるめのお湯にしっかりとつかり、体の芯まで温めることがポイントだそうです。免疫を兵隊に例えて、免疫がどういうものかもわかりやすく説明されていたのでご覧ください。
そして、風邪をひいたときは、発熱や発汗のために脱水症状になりやすいです。特に高齢者や子供は、水分をしっかりと補給して下さい。オーエスワンなどの経口補水液が適しています。免疫という兵隊を鍛えて、これからまた来るやもしれない未知のウイルスに備えましょう!

このレシピの製作者
栗林マロン:日本野菜ソムリエ協会認定 野菜ソムリエ。料理研究家
食事から真の幸せを得るためには、健康を意識した食材と調理法と食事法を心がけることが大切ですね。このサイトでは、食べる喜びと健康的なダイエットのバランスが取れたレシピをご紹介しています。どうぞ、お役立てください!
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ユーザーレポート
投稿をお願いします!作ってみた感想、工夫してみたこと、ご提案、エピソードなどぜひ教えてください!この欄に掲載させていただきます。マロンと一緒においしいレシピを完成させましょ〜♪\(^▽^)/
ユーザーレポート |
私の場合は醤油は小さじ1/3程度にして、しょうがが好きなのでおろし汁ではなくおろしたもの一つまみを入れています(もったいないというか面倒くさがり屋というか)。 おいしいです。しかも効き目絶大。 飲み始めるとすぐに体がぽかぽかして来て、首から背中にかけてじんわりと熱くなりびっくりしました。その後30分程その温熱感は続いたでしょうか。ちょっと汗ばむ程。 これ、続けて飲みたいですね。冷えが気になる人にお勧めです。 マロン:delphineさん、ありがとうございま〜す♪梅醤番茶、いいですよね〜♪ブログを読ませていただきました。わたしも生姜の大ファンです。朝のお味噌汁に入れたり、生姜紅茶にしたり、ハチミツ入りの生姜湯を飲んだりしています。梅醤番茶で、ポカポカ温かい冬を過ごしましょうね♪ |
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